後輩が成長しないで悔しい…
若手の皆さんに。
(ベテランには必要ないかもしれませんが、当たり前ですが気づいていない人もいるようです。)
後輩を指導しても成長してくれない。
これだけ 頑張っているのになぜだ?!
と思っている方って多いと感じます。
後輩が成長しない理由を、後輩のせいにしてしまっているのは最悪です。
それはあなたが、成長する理由を理解できていないからです。
それではなぜ後輩が成長しないのかについてちょっと考えてみましょう。
ものを知れば後輩が成長できるのか?
ものを知れば後輩が成長できるのか?
と考えたことがありますか?
人間は知識があれば行動できます。
知識があれば考えることができます。
算数だと
1+1=2
3×3=9
4÷2=2
これは知識さえあればできることです。
「お客さんにアポをとって会議ができるように調整してくれないか?」
と後輩にお願いしたとします。
ちゃんと答えられる後輩と答えられない後輩がいます。
それは前提として人によって考え方は違うからです。
考え方が違うということは、
同じ知識を得ても知識によって行動できる範囲は人それぞれということです。
この前提が無いと自分と同じレベルで後輩が動いてくれていない
ということで成長していない、とつい決めつけているのを多く見かけます。
ではそういう時にどうしたらいいか考えないといけないのですが、
それをなぜかあいつはできないと思い込んでしまっているのでできないということがよくあります。
(同じように言っている人の話から成長が100のうちの2、3成長してくれているのにそれを0と決めつけていることも多い気がします。)
後輩の成長について、今の自分と比較していませんか?
基本的に、その後輩が思うところまで理解できているのかを精度を上げてはかることが大事なのです。
先ほどのアポの話にしても10時にアポを取ってくれと言ったとします。
こちらとしてはアポとることだけではなくて、
一緒にその場にいくので資料を用意すること
10時に間に合うようにそこに行くまでの電車路線を調べてくれ
そこまで踏まえてアポを取って含めているのかもしれませんが、
その後輩としてはアポをとることが仕事の全てと思い込んでいるかもしれません。
立場が違うと言葉にはそれほど意味に違いがあるのです。
仕事で後輩を成長・育成のために必要なのは「質問力」
一度考えさせてみてはいかがでしょうか。
アポをとることどういうことか?
客先いくこととはどういうことか?
プレゼンもすることもあるでしょうから
そのために必要なこととは何か?
そのためのそのために質問をしてみましょう。
人との考え方にはかなりの差があります。
かなりの差があるからこそ、
相手が自分と同様に理解ができると思い込んではいけません。
自分が考えられるレベルまで後輩が追いついていないのなら
質問し、考えさせ、自分が得てきた知識を持って
後輩の考えられるレベルを上げていくのが1つずつ上げていくのが重要なのです。
結局、
自分が後輩に対して質問していくことでレベルを上げることにつながります。
ただし重要なことが1つあります。
あまりにも質問(なぜなに)を繰り返すと
(高圧的に取られて)パワハラにもとらえられますので
そこは抑え気味にやっていきましょう笑。
大事なのは
自分自身が後輩が成長しないという思い込んでいることに対してうちかち、
彼の彼女の成長を思いながら、丁寧に質問をすることです。
思い込みよりもこちらの態度・姿勢です。
全てを受け入れ後輩を育ててみてはいかがでしょうか?
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